■今月の注目選手は・・・

プロ(大卒)2年目、投手の島内 颯太郎選手です。

■選んだ理由は・・・

島内投手はよりいい投手になるために強化選手として課題を持って取り組んでいます。新型コロナウイルスの影響でファームは現在、3グループに分かれて練習しています。僕と島内投手は違うグループなので、最近は練習を見れていませんが、コーチから状態が良くなってきたという報告を聞いているので、見てみたいなという思いです。

■期待していることは・・・

島内投手は、ストレートは本当にいいものを持っています。その中で、変化球を今課題として練習で取り組んでいます。その変化球も良くなってきたと報告を受けているので、変化球を今後期待しています。

■島内選手に一言メッセージ・・・

昨年のルーキーイヤーの年に、1軍でもストレートの評価が高かったので、ストレートを活かしつつ変化球がとれるようになれば、1軍バッターにも通用すると思うので、本当に頑張って欲しいです。まずは、ファームの試合でどういった投球をするのか楽しみにしています。期待度を持ってこれからも練習に取り組んで欲しいです。　　　

今回は、水本監督が今注目している選手についてインタビューしました。

■今月の注目選手は・・・

プロ(高卒)2年目、内野手の林 晃汰選手です。

■選んだ理由は・・・

春季キャンプや3月の練習試合で、バッティングの成長が見えましたね。ピッチャーにタイミングを合わすスイングではなく、自分のスイングができるようになりました。1軍に近いようなスイングになってきているのではないかと思います。

■期待していることは・・・

松山(竜平)選手のような左のパワーヒッターになることですかね。 ファームの試合で、松山選手のような打撃ができだしたら、僕たちも1軍へ推薦できるので、走塁や守備もたくさん勉強していって欲しいですね。バッティングに関しては、まだ2年目ですが、いい成長を見せてくれています。

■ファームの試合では何番を打ちますか・・・

もちろん、今年もクリーンナップを打ってもらいたいです。クリーンナップを打つことで、責任感をもっと身につけてもらいたいです。

■一番印象に残るプレーは・・・

今年の春季キャンプ明けの練習試合での打席です。林選手本人が「あっ、これだ。」と感覚を掴んだ打席がありました。おそらく、オフに松山選手との合同自主トレ(鹿児島)で何かヒントを得たのでしょうね。

■林選手に一言メッセージ・・・

1軍を目指しているからには、厳しい練習もあるだろうし、悔しい思いをすることもあると思います。常に大きな目標を立てて、それに向かって日々努力し、一歩ずつ近づいて欲しいと思っています。

このコーナーはファーム特集として毎月、水本監督に注目選手を紹介してもらいます。
初回は、チーム全体の評価や今シーズンについてインタビューしました！

■キャンプを終えての全体的な評価は・・・

沖縄からスタートした春季キャンプは、日南で2月29日に打ち上げました。まず、ケガなどでリタイアする選手がいなくて安心しています。育成と強化に重点を置き、若い選手が多い中でいいものを見せてくれました。足りない部分ももちろんありますが、今後楽しみな選手が増えたかなという印象で、いいキャンプができたと思います。

■今シーズン、どのような姿勢で臨みますか・・・

長いシーズン一軍選手が戦う中で、ケガや調子を落とす選手が出てくるかと思います。その部分を想定しながら、二軍の選手でどのように補っていくかを考えて取り組む必要があります。佐々岡監督が次にどの選手を一軍にあげようかと頭を悩ませるくらい、選手には競い合いながら成長してもらいたいです。 また何年か先には、今のファームから一軍へ昇格した若い選手たちで、カープを常勝軍団にしたいです。ゲームや練習を通じて若い選手をどう鍛えていくかコーチと話し合いながら、今シーズンも戦っていきます。

■日頃、ファームで選手に伝えていることは・・・

一軍に上がることが一番の勉強になると思っています。しかし、なかなか上がれない選手もいます。その選手にどう教えていくかコーチと話し合う中で、一軍の選手の考え方や練習に取り組む姿勢、試合の入り方、試合後の練習方法を日々選手に伝えています。今の若い選手に色んなことを教えて、たくさんの経験をさせてあげること。一軍に上がったときに、それがプラスとなるように手助けしたい、サポートしたいという思いが強くあり、厳しく時には優しく指導をしています。