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インドブロックプリントを学ぶ その②
2024.02.07皆さんこんにちは、Hirokoです!
前回はインドの伝統工芸・ブロックプリントがどのようにして作られているのか、
実際に見学した様子をお届けしましたね。今回はインドブロックプリント編の後編、
ブロックプリントがカープグッズになるまでのお話をお伝えします!インドのブロックプリント工場を複数訪問させていただいた後、近くの市場やお店でブロックプリントが使われている商品を購入し、どの商品を展開するかを考えました。
購入品には服やキッチン雑貨・カバン等種類が多かったため、絞るのがとても難しかったです。そこで、私たちは日本で普段使えそうなアイテムとして、シャツとポーチに目を付けました。
店頭に並ぶ商品はどれもブロックプリントの柄が大きく、カラフルなものばかりでした。せっかくインドの商品なのでインド感を出したいのですが、日本でも使いやすい落ち着いた見た目になるよう、柄や色の組み合わせのシミュレーションを重ねました。
こちらの2枚は実際にシミュレーションを通して試作した生地です。
同じ柄で配色を変えただけですが、印象がかなり違いますよね!
グレーは落ち着きのある雰囲気に、ピンクは華やかなイメージになりました!
この2種類の生地の見え方を大切にし、グレーをベースにした生地をシャツに採用しました。
インドのお店では襟のないシャツを多く見かけたことから、形はバンドカラーシャツに決めました。
そして両袖と第2ボタンのボタンホールを赤くし、ボタンは第2ボタンのみ赤くすることで、カープの赤は忘れずに。
右袖にはネイビーのカープロゴのタグを付けています。
生地の薄さは現地で購入したシャツを参考に、爽やかに着られる一着が完成しました!そして、ポーチはピンクを基調とした生地で作りました。
カープロゴのタグも明るいピンクにすることで、より華やかさをプラス!
見た目からもインドを感じてもらうため、現地でよく見かけたキルティング生地のポーチを参考に作りました。
ポーチの中には便利な内ポケットを3つ作り、大きめなサイズ感が使いやすい仕様となっています!
マチもあるので、大容量なのが嬉しいですよね^^職人が時間をかけて作った生地なので、ハンドメイドならではの温かみを感じられます!
ブロックプリントが作られる作業工程を知った皆さまなら、その独特な風合いがより素敵に感じられることでしょう!インドの伝統工芸に触れられるのはこの2つだけ!
この記事や商品を通して、ブロックプリントに興味を持っていただけると嬉しいです!
このシャツを着て、ポーチを使って、ぜひインドを感じてみてください!こちらの商品はどちらも通信販売にて好評受付中!
また、ポーチはマツダ スタジアム正面グッズショップでも販売中です!
シャツは2月10日(土)頃の入荷を予定しておりますので、こちらもぜひご購入ください!!
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インドブロックプリントを学ぶ その①
2024.02.06みなさんお久しぶりです、Hirokoです!
商品開発を目的として私はこれまで様々な国に行っていますが、2023年は日本からなんと約6,000㎞離れた、世界人口1位の国・インドに行ってきました!
なぜインド!?と思われたに違いありません。
それは商品開発で調べものをしていた際に、「ブロックプリント」との出会いから始まりました。
ブロックプリントとはインドの伝統工芸で、木版にインクを付け、
スタンプのように布に押し当てながら色や柄を生地に染色することです。木版づくりから生地になるまですべての工程が手作業で行われています!
そのため、機械では出せない温かみのある色合いや風合いがとても素敵です。
そんなブロックプリントが実際にどのような工程を経て作られているのかを学ぶため、
インドに行ってきました!
今回訪ねたのは、インドの首都・デリーから飛行機で45分ほど離れた「ジャイプル」という都市です。古い建物が多く、旧市街の建物はその色から「ピンクシティ」と呼ばれています。ジャイプルではブロックプリントの工程を学ぶため、いくつかの工場を訪問させていただきました。
ブロックプリントで用意するのは、色の付いていない布・木版・インクの3つです。
まず、柄の背景となる色の版から布に押し付けていきます。
台に乗せられた布に隙間なくスタンプしていき、扇風機を置いて乾かしながらの作業です。
また、色がうまく載っていない部分は綿棒などでインクを付けてムラがないよう修正していきます。そして、また別の版を同じ要領で重ねていき、柄を完成させていきます。
例えばこの写真の柄ではベースの薄紫で1版、オレンジ・ベージュ・紫でそれぞれ1版、
さらに輪郭の線で1版あるので、計5版を重ねています。同じ工程を5回も繰り返すことで、ようやく生地として美しい柄が浮かび上がるのです!
色が多い柄になるほど木版の数も増えますが、その木版も全て職人の手によって作られています。
工場には木版が床にずらり。
特に柄を縁取る輪郭の版は、写真のようにとても細かいです!
訪れた日は新しい柄をプリントしており、職人の手によって微調整を加えつつ作業されていました。
そして柄をきれいに重ねるのも職人技です。木版についている持ち手の両端を手の側面で数回打ち付けるこの難しい工程も、
ベテランの職人は迷いなく正確に版を押し重ねていました。
全てが手作業ということで、1日にできる生地は単純な柄でも50mほど。
より複雑な柄になると10mほどしかできないそうです。また、インドは雨季と乾季があるため、仕上がるスピードも季節や天候に左右されます。
実際に見学すると、労力のかかる大変な作業を経て作られていることを実感できました。最近では機械で作られるブロックプリントも増えているみたいですが、
写真のように所々版の境目が見えるものこそ本物のブロックプリントの証です。こうして全ての版を重ねて乾かした布は、色落ちを防ぐため薬品をいれた液に浸します。
液体に入れた瞬間、成分が反応して色が変わります!
こちらの写真は赤く染めた生地を薬品につけることで、手前の生地が青色に変わっています。
他の柄生地も、液につける前と後で柄がはっきりと浮かび上がりました。
別の工場では、蒸気を利用して色落ちを防ぐ工程がありました。色が変わることを踏まえた上で色付けされているとは…
とても手の込んでいる伝統工芸だと改めて感じました。最後に、水で洗い流して乾かすことで生地が完成します。
以上の工程を経て出来上がった生地はとても美しく、色使いも日本のものとは違い、
カラフルでかわいらしいです!
訪れた日がお祭りだったこともあり、女性の服は伝統衣装のサリーを着ている人が多かったですが、
実際に街ではブロックプリントの服を身にまとっている女性もよく見かけました。皆さま、ブロックプリントの魅力を感じていただけたでしょうか。
私は実際の作業工程を知ったことで奥深さを感じることができ、よりブロックプリントに興味が湧きました!皆さまもブロックプリントに対する見え方が変わったのではないでしょうか。
後編では、ブロックプリントの生地がカープグッズになるまでのお話です!
お楽しみに^^
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2024年新商品売り出し 帽子編
2024.01.23こんにちは、Arashiです!
今回は、デザインとバラエティにこだわった帽子たち全55種を一挙にご紹介させていただきます!!
観戦時はもちろん普段使いもでき人気の帽子たち。
毎年デザインを変えるこだわりで、新しいデザインを楽しみにしていただいている方もいらっしゃるかと思います。
今年もおしゃれなものからクスっと笑えるものまで、年齢・性別問わず楽しめる帽子を目指してデザインを考案してきました。
ではご紹介していきましょう!まずは王道の「ミニロゴキャップ」!
今年は16種のボディカラー展開!
それぞれのボディに合う色の刺繍糸をチョイスし、1つ1つが個性あふれるキャップになりました!
CARPロゴはステンシル文字を使用し、明るい色でも落ち着いた印象に見える仕上がりに。
お気に入りの1つをヘビロテするもよし、その日のコーデに合わせて使い分けるもよしです!!
また、遊び心満載のキャップたちも多数展開。
球場グルメの“主砲”「カープうどん」に手足が生え、豪快なスイングを見せる「カープうどんくんキャップ」
名采配を思いついた!「ひらめきキャップ」
思わず押してみたくなる立体感が面白い「キーボードキャップ」
葉っぱや花で作られたCマークが可愛い「フローラルCキャップ」
とバラエティに富んだラインナップです!
さらに今年は、ボディとつばの色が異なる「ツートンキャップ」と、ウォッシュド加工で独特な味わいを持つ「ビンテージキャップ」が新たに登場!
「ツートンキャップ」はこちらの4種展開!
今までなかったツートンカラーにこちらもインパクト抜群のデザインたちが相まって、存在感はピカイチ!
今までのコーデにアクセントをつけたいあなたにおすすめです!
また、「ビンテージキャップ」はこちらの4種類!
ユーズド感のあるボディが渋さを醸し出しつつも可愛らしいデザインを施し、クールさとお茶目さが絶妙にマッチした仕上がりになりました!
他のキャップとは異なる風合いを持った、“違いが分かる”あなたのためのキャップです!!
ここまでで28種類、まだまだご紹介していきます!
お次は機能性が売りのキャップたち。
通気性に優れており、特に暑い季節に嬉しいメッシュキャップですが、硬いメッシュはスポーティー過ぎると感じたり、頭に馴染むまで時間がかかったりするのが気になるところ。
そんなメッシュ部分に柔らかいソフトメッシュを使用することで、ユーズド感と被り心地のよさを実現しました!
ほかのキャップとは違った魅力をぜひお試しください!
続いては「速乾キャップ(水中ロゴ)」!
毎年大人気の速乾キャップは、ポリエステルとナイロンの良さを併せ持つ特殊な素材「Solotex」を使用。
ソフトなかぶり心地とストレッチ性を実現している上、撥水加工が施されているので突然の雨にも便利な優れものです!
観戦にアウトドアに大活躍間違いなしのこちらのキャップは、水中から浮かび上がる朝日をイメージしたデザイン。
これを被れば気分も上昇すること間違いなしですよ!
そしてもう一つ。昨年登場した「ecoキャップ」が今年も2色展開でラインナップに!
ペットボトルとオーガニックコットンを掛け合わせたサスティナブルな素材「ECOPET」を使用した、地球にも優しいこちらのキャップ。
麻のような軽やかな質感と淡い色がその優しさを物語っているかのような仕上がりです!
デザインはこのキャップの特性に合わせ、リサイクルマークをカープ仕様にアレンジ。
珍しい緑のCarpロゴがどちらのボディカラーにとっても映えます!!
さてここまで36種。ここまで読んでくださった皆様ありがとうございます!
まだまだ魅力的な帽子が盛りだくさんなのでもうしばらくお付き合いくださいませ!(^^)!
ここまでキャップのご紹介となりましたが、お次はハット派のあなたにおすすめしたい「バケットハット」をご紹介!
今年は4色展開で、「ミニロゴキャップ」と同じくステンシル文字のCARPロゴを刺繍しました!
ポイントはロゴを大きめに刺繍したところ。
これによりバケットハットのカジュアルさがより際立つ仕上がりになりました!
折りたたんでカバンに入れておきやすいのもポイントです!
さらに今年は、速乾キャップと同じ「Solotex」素材のハットも2色展開!
こちらは宝石をイメージした輝くCマークがデザインされており、よりスタイリッシュな印象が魅力的です!
キャップ同様アウトドアな場面でも大活躍!
「バケットハット」とはまた違った魅力があるので、場面によって使い分けるのもおすすめですよ!
さあ、ここまで42種をご紹介してまいりました。
残りの13種は、全てお子様用のキャップたちです!
お子様用の中だけでもバラエティ豊かなキャップたちをドドッとご紹介!
まずは「キッズミニロゴキャップ」!
お子様用は5色展開で、大人用にはない「メイズ」もご用意!
大人用と同じデザインなので、お揃いで楽しんでいただけたら嬉しいです♪
そして、お子様用もこだわりデザインのキャップを考案しました!
2色展開でどちらもかわいい「びっくり箱キャップ」
リアルでおいしそうな「目玉焼きキャップ」
幸運を運んでくれそうな「てんとうむCキャップ」
我らがマスコット・スラィリーのころんとした靴がかわいい「スラィリーシューズキャップ」
とどれにするか悩んでしまう豊富なラインナップです!
さらに、お子様用でもメッシュキャップを3種ご用意!
元気なちびっこカープファンがいっぱい動いて汗をかいても蒸れにくいメッシュキャップ。
これを被ってたくさん応援してください!!
以上で全55種のラインナップをご紹介しました!
お気に入りは見つかりましたか?
年々気温が上がり、熱中症対策として帽子が欠かせなくなっています。
せっかく帽子を被るなら、おしゃれな、お気に入りのものを被っていただきたい!という思いでとにかくバラエティ豊かにご用意させていただきました!
球場で、街中で、この中の帽子を被った方と出会えるのを楽しみにしています!