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スライリー木馬
2023.01.27みなさまこんにちは!関東から移り住んだ身としては連日の寒さに驚きを隠せません!広島って温暖な気候ではないのかい?どうしちまったですか!?瀬戸内気候!
そんな寒波を跳ね返すべく、またまた登場の球団職員おHIGEが今回も企画担当した商品をご紹介をさせていただきます!ずばり「スライリー木馬」!
さて、木馬とは呼んで字の如く、木で作られた馬型の玩具です。古代エジプトの遺跡からも発掘されており、人類最古の木製玩具であるとも言われております。
そんな由緒ある玩具、木馬がファラオもびっくりのスラィリー仕様で登場です!
それじゃ木馬じゃなくて木スラィリーだろ!なんてことは言わないで!
…ある日、新商品企画に煮詰まってしまった私(おHIGE)は、無性にスラィリーとじゃれ合いたい気持ちが抑えられなくなり、気の赴くままにペンを走らせました。そうして浮かび上がってきた絵とも言えない絵をみてこう叫びました。「これってスラィリー木馬じゃん!」
そう、この世界に「スラィリー木馬」という全く新しい概念が生まれた瞬間です。
良さそうなアイデアですがどうやって現実にするか…?自分の発想が憎たらしい!具現化するまでの格闘が始まります。私、木馬の製造を経験したこともありませんし、なんなら木馬で遊んだ記憶もありません。しかしイメージは強固。私の中の木馬を具現化していただける業者さまを手探りで探していたところ、広島県三原市のT工房に製造をお願いできることになりました。なんとも灯台下暗し!
それからは試行錯誤の日々。T工房を運営する徳留氏にプロのご意見を頂戴しながら、デザインを起こし、それを元に試作品を作っていただく、これに修正を加える、の繰り返し。「表現したいこと」と「表現可能なこと」のガチンコ勝負を経て一歩づつ理想の「機能」、「安全性」、加えて「スラィリーらしさ」に迫りました。
そうしてついに出来上がったのが、あの日スラィリーとじゃれ合いたい気持ちがイメージさせた、そのままのスラィリー(の木馬)。
特にこだわったのは“らしさ”全開のボリューム感と、ふくよかなお腹の上にまたがって体をゆらゆらさせている感の再現です。また、お子さんが使用することを前提に構造的にも素材的にも安全性を徹底追求しました。
素材には大分県産の杉の無垢材を使用(一部広葉樹丸棒を使用)、組み付けは”ほぞ組”を基本とし、その上で木工用ボンドと木ネジで補強を加えました。(木ネジは隠してあります!)
杉の木目を楽しんでいただきたかったので、敢えて塗装はせず、亜麻仁油での自然仕上げをチョイス。無垢材の経年変化も魅力の一つです。当然、ボンド、仕上げ油とも安全なものを使用しているので、仮にお子様が舐めてしまっても大丈夫です!
T工房徳留氏が設計から製材、加工、組み立て、仕上げに至るまで全て手作業で愛情をたっぷり込めて作ってくれました。一体一体それぞれスーパースペシャルです!
また、天然木を使用しているため、個々に木目、色などが違います。また個体によって「節」などがある場合もありますがそれも全て味、個性なのです!不良品ではございません!
安心安全な構造と素材を用い、ゆらゆらと優しく揺れるスラィリー。杉の木目も美しく…。それでもう充分誇らしいのに、さらにもう一つ、とっておきの大きな自慢があるのです!これには流石のファラオも二度目のびっくり!
なんと目のパーツを付け替えることによって表情が変えられるのです!
「通常」と「にっこり」の2種類の目が付属していますので、組み合わせで「ウィンク」にしてみたり、取り付けの角度を変えたりして微妙な表情のニュアンスを変化させることが可能です。取り付けには磁石を使用していますので交換は簡単のひとこと!
また本体内部に収納箇所を設けましたので、目だけ無くしてしまう心配もありません。
木材にしか出せないなんとも柔らかい雰囲気はそこにあるだけでほっこり笑顔を誘います。
一人のお子さんがこの木馬のスラィリーと戯れられる時間はそう長くはないかもしれませんが、長くご愛用いただけるよう充分にガッシリした構造にしてあります。代々受け継ぎながらカープ球団ともども長〜く愛でていただければ企画担当者としてこんなに嬉しいことはありません!
「スラィリー木馬」は1月28日(土)より40,000円にて発売開始いたします!
数量限定ですのでどうぞお早めに!