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カープトキージャハット 製作過程を大公開!!①
2022.10.27みなさんお久しぶりです!Arashiです!
現在私たちは、2023年シーズンに向けて、グッズ製作の真っ最中!
その中でも、ひときわこだわりが光る「カープトキージャハット」についてご紹介させていただきます!
まずは、聞き馴染みのない方も多いであろう「トキージャハット」について簡単にご説明させていただきます。
エクアドル原産の「トキージャ草(トキヤ草)」を使って編まれたのがこちらのハット。
別名「パナマハット」とも呼ばれますが、こちらの方が耳にしたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?エクアドルが発祥の地にもかかわらず、「パナマハット」と呼ばれているのは、パナマ運河建設の際に労働者がこのハットを着用していたことなどから誤って広まってしまったからなんだとか。
こういった経緯からパナマ発祥と思われることもありますが、1つ1つ手作業で編まれていくその伝統的な技法は、代々受け継がれエクアドルの地に根付いてきました。
その技術はユネスコ無形文化遺産にも登録されているほどで、エクアドルのアイデンティティともいえるほど文化として確立されています。
今回は商品そのものの良さのみならず、このような背景にも注目し、商品製造が開始しました!
商品化するにあたって、まずは現地業者とのコンタクトを図った私たち。
駐日エクアドル大使館の皆様に仲介いただき、エクアドルの首都・キトに本社を構える「KURINTY CORP」社にご協力いただけることとなりました!
CEOのパウル氏(左)と夫人のマジョリー氏(右)が家族経営するKURINTY CORP社。
商品の品質はもちろんのこと、エクアドルの環境に配慮した商品づくりや伝統を継承していく姿勢などが評価され、同業種では唯一国から認証を受けている企業なんです!
そんな企業とコラボさせていただけること、大変身の引き締まる思いです…!
コラボが決まればいよいよ具体的な検討がスタート。
まずはKURINTY CORP社で取り扱っている商品をサンプルとしてお送りいただき、そこからオリジナル商品へのアイデアを検討していきます。
より上品に仕上げるために。
ベルト部分は革・チェーン・バンダナなどどのような素材にするか、また、ハット本体の色は素材そのものの色か、よりカッコよく黒でいくか、はたまたカープらしく赤でいくか…。いくつか出たアイデアをもとに、遠く離れたエクアドルとリモート会議で話し合っていきます。
こうして出来上がったファーストサンプル。
日本に送っていただいて確認でももちろんよかったのですが、ここまでKURINTY CORP社の皆様とはリモートでしか顔を合わせたことがありません。そこで我々は、KURINTY CORP社が支社を構えるアメリカ合衆国・マイアミ州まで足を運ぶことになりました!
そして実際のサンプルがこちら!
本体色は素材そのものの色を生かし、軽やかさを出しながら、革のベルトでシックな印象に仕上がったのではないかと思います!
すでに完成といってもいいほどのものが出来上がりましたが、さらにいいものにしていくために、革ベルトの色やサイズ感など修正を続けていきます。
マイアミではマジョリー氏のお父様(写真右)にもお会いしました!
今回のご紹介はここまで!次回は、商品をさらにいいものにするため、また、より深くトキージャハットについて知るため、
地球のほぼ裏側に位置するエクアドルまで行ってきた様子をお届けします!!
完成品はいかに!?
お楽しみに!!